〜それは、新年会直後のおはなし〜
プルート:「もしもしプリンセス、
実は、折り入ってご相談したいことが…」
プーが相談事。しかも深刻そう。神としても心配です・・
セレニティ:「いぃよ〜。じゃ、ダウンタウンで待ち合わせね」
プリンセスってば、反応軽過ぎ。
セレニティ:「こんにちは!せつなさん。」
プルート :「すみませんプリンセス、お呼び立ていたしまして。」
セレニティ:「いーのいーの。(ヒマだし)
で、どしたの?なんかあった??」
プルート ;「えぇ、まぁ………」
プルート :「立ち話もなんですし、どこかお店に入りましょう。
奢りますから。」
セレニティ:「おごり?ラッキーvvv」
そして入ったのは、近くにあった食堂。
プルート :「プリンセス、最近プリンスとは如何ですか?」
セレニティ:「ん〜………
スパゲティもいいけど、サイコロステーキもいいなぁ…」
プルート :「男女の仲とは、この場合違いがあるのやもしれませんが…
………プリンセス、聞いてます?」
セレニティ:「あはは、聞いてますよ〜?
おーい亜美ちゃん!こっちこっち!!」
セレニティ :「あれ〜珍しいね、クンツァイトと一緒?」
マーキュリー:「途中で偶然会ったのよ」
クンツァイト ;「いったい、なんの企みだ?我がダークキングダムの野望を阻止するというのであらば…」
セレニティ :「あぁ、世界制服なんてどうでもいいから。
今日はね、せつなさんが恋のお悩みを…」
プルート :「プリンセス!?
愛と正義のセーラー戦士が、世界征服されても良いなどと…!!」
マーキュリー:「まぁまぁ、言葉のあやですよ。
さては、、はるかさんとみちるさんのことですね。」
べつにいいけど、すごい面子だなぁコレ…
クンツァイト :「事情はよくわからぬが、恋愛というものは奪ったモノ勝ちではないのか?」
プルート :「そのように強引なだけでは、事はややこしくなる一方です。」
マーキュリー:「ほたるちゃんも心配しているでしょうし。
この場合、元の鞘に戻るのが一番では」
セレニティ :「みんな仲良くすればいいのに〜。仲間でしょ?」
プルート :「………そうですね。」
ネフライト :「愛だの恋だの、馬鹿馬鹿しい。
小娘どもに付き合っているほど、我々は暇ではありませんよ」
ベリル :「……………うむ」
………何故オマエラまで混ざる。
マーキュリー:「環境を変えるてみるのはどうかしら?
二人に頑張ってもらって、
いい加減、恋人気分から脱してもらうというのも大切だと思います。」
セレニティ :「なんで?
いいことじゃない、いつまでも恋人って。」
マーキュリー :「確かに、それも大切なことよね。
でもね、恋愛は刺激を求めることもあるんじゃない?
たとえば、ドキドキしないとイヤだとか。」
セレニティ :「ん〜……、それもそうかなぁ」
プルート :「そうですね。火遊びに付き合って、お互い本気になっては目も当てられませんね。」
え?本気じゃなかったの???( ゚д゚)ポカーン
プルート :「しかし、あの二人に、全部任せるとなると…
子供達にジャンクフードと店屋物ばかり食べさせそうで、心配なんですよ。」
マーキュリー:「それが、結果として良くなかったのでは?
はるかさんも、みちるさんも、やれば出来ると思いますよ。」
本当にそうだろうか??(心配だなぁ〜)
ベリル :「やはり、健全な恋愛は男女間であろう?
のぉ、ネフライト。」
ネフライト:「俺は知りませんよ。
そんな面倒なことに関わらせないでください」
確かに、関わるとロクなことにならないだろうねぇ…
さてプルート&セレニティは、食後にシムタウンで人気の銭湯へ。
プルート :「今日はありがとうございました。
今度ゆっくり、はるかと話してみます。」
セレニティ:「それがいいですよ。
今日みたいに、一緒にゴハンでも食べながら
お話ししたらどうでしょう?」
セレニティ:「で、ゴハンの話してたら、おなか空いちゃった♪」
プルート :「…わかりました。
約束ですからね。お好きなものをどうぞ。」
セレニティ:「やたーっ!
じゃ〜あ、お寿司たべたいv」
さっき食べたばっかりじゃん…プリンセスの胃袋は、一体どうなっているのか。
セレニティ:「ええとね、ウニと甘エビとイクラとハマチと…
もちろん、そのトロもね。
全部サビ抜きで!」
店員 :「毎度ー!
そちらのお姉さん、どれになさいます?」
プルート :「納豆巻とカッパ巻ください……」
プリンセスよ、ちっとは遠慮しろ。
ついに、外部太陽系家族の家庭内三角関係に終止符か?
プリンセスのアドバイスが有益なものであったようには見えないが、
このまま突き進んで大丈夫か?
いろいろ心配しつつ、次回へ続く。
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