三日目。

「あれ?衛さん??」

「やぁ、まこちゃん」

「…どうしたんですか?今日は」




「はっはっは、
 うさこもレイちゃんも、
 どっちも大切な女性だからね

 昨日は少し寂しい思いをさせてしまったようだから、
 様子を見に来たよ。
 二人とも家にいるかな?」


「衛さん………」

「?どうかしたのか?」

「サイテーですね」

オレもそう思う。

「あらやだ、ゴキブリ。
 殺虫しなくちゃ」

←現在、最も殺虫されるべきかも…

「………ふぅ、
 女性というものは謎だな」


アンタの言動のほうがよほど謎だよ。

「美奈子ちゃん、昨日のTheベスト十に出ていたね!
 良かったよー特に今度の新曲は!」

「え?衛さん、見てくれたんだ??」

「勿論!!実はずっと君のファンでね(;´Д`)ハァハァ」

「ありがと〜〜
(ふふっ当然よぉ〜〜♪)



「美奈子ちゃ〜ん(*゚∀゚)=3ハァハァ」

「ま、衛さん!?」
(うさぎやレイちゃんに見られたらマズいかな…
 あ、でも今二人ともトイレだし)




「(これもファンサービス!これもアイドルの使命よ美奈子!!!)」

「いつも応援してくれてありがとうv
 これからもずっと、美奈子をよろしくねvvv」


「み、美奈子タン!(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ\ア / \ ア / \ ア」

明らかに何かが違うと思うんだけどなオイラ。
とりあえずヴィーナス。逃げたほうがいいぞ・・・・



抱きつかれた!?
ほらみろ言わんこっちゃない…………





・・・ってオイ!

抱き返してるよ!!!???



まさかヴィーナス、
……王子争奪戦に参加する気ですか!?(頼むからやめてください)

「ふふふっ
 うさぎたちにはナイショね


「勿論だとも美奈タン……」

(愛野美奈子の魅力の前には、
 彼女が居るor居ないは関係ないのね♪)


お願いだからこれ以上事をヤヤコシクしないで…( TДT)

「お昼だおっ昼だ♪
 お腹のラッパがプップクプ〜〜♪」


「うさぎちゃん、
 みんなを呼んできてよ」

「うん!」

食事中も、うさぎ→衛←レイ三人の対決を見ることはなく。
食後のトイレに行っている間に…

ご飯争奪戦ランチタイムです。

今度はヴィーナスを部屋の隅に追いつめてる!?
(違います)

その頃のトイレでは。

「やっぱり一度、レイちゃんのハイヒールで踏むべきかしら?」

「ダメよ、
 それじゃ喜ばせるだけだから。」


「どうにか、あの浮気癖を直さないと。
 じゃあ、他にいい折檻はないかしら?

地球王子、別に変態キャラにしようと思って作ったんじゃないのにな…
しかし、次々とシム女性が陥落していくのはどういう了見か。
シム世界は不思議でいっぱい。


続く。
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